haruです
今日の海南は、風の冷たさを感じますが、日差しがとても気持ちが良い日でした。
朝、庭を一通り見渡してみると、冬枯れの植物の中に、新たな新芽が顔を出し、
枯草の茶色と新芽の緑の融合が、うまく表現できないけれど、とても美しく感じました。
そんなことを感じながら、『人間は、この豊かな自然と共生しているのに、なぜ心を通わせることができないのだろうか』と自分の心にも問いかけていました。
最近、山に登るようになって、自然界の偉大さや生命の力強さなどを、感じさせられる場面が多く、私の心にもある『彼ら』との分離感について、深く考える毎日になりました。
人間と自然界は、いつから断たれてしまったのか・・・・
海南リトリートには、本好きなせれなさんが買った、あらゆるジャンルの本がたくさんあります。
私たちの為に、いつも心に刺さる本をチョイスして買ってくれています。
その中で、私の大好きな本があるのですが、再度読んでみたくなりました。
この本を読んでいると、よくある神秘的な話ではなく、
生命あるものをつなぐ相互関係が、科学的にもわかりやすく書かれています。
とても美しい本です。
人間同士ならば、痛みも悲しみも共感でき、優しくもなれるのに、
なぜ人間以外のものには、同じように優しくなれないのか?
私たち人間は、圧倒的に優しさが足りないのではないのかと思いました。
先日、せれなさんが、天からの言葉を降ろしてくれました。
これは私に対しての言葉だったのですが、この地球に生きる全ての人間に、当てはまる言葉だと思うので、一部共有したいと思います。
川の不浄を清めなければならぬ
さもなくば、大地の神と山の神が怒るであろう
怒りは大地と山の揺れとなって、マグマとなって吹き出すであろう
土地の汚れは、雨が洪水となって洗い流すだろう
汚水の流れ込んだ海は、苦しみの雨となり
山へ降り注ぐ
山は苦しみ、川へとはき出し、川はまた、人とそのほとりで生きる全ての生き物を苦しめる
こうして延々と苦しみと怒りの連鎖が続くだろう
全ては、人の心の欲と醜さにある・・・・・
by Serena (※無断使用、転載禁止)
本当にその通りだと思います。
自分の生活スタイルを見直し、分離感が当たり前になった私たちの心を
再度見つめなおさなければいけないと思います。
断たれてしまったものを、また繋ぎ循環させる時ではないでしょうか。
忙しい日々を過ごしている方も多いと思いますが、一日に一度でも、
自然界に目をむけて、心を通わせてみてください。
私も初心に戻り、この一年は自分と向き合い、無意識のレベルにある自然界との分離感をなくしていきたいと思っています。
全てに優しさを与えられる人間でありたいですね。
それでは、また(^^)