最近、ほとんど家にこもりっぱなしです。
12月に買った本のうち、読み終わっていない本が3冊あるのに、
年末年始に読もうと、図書館で10冊ほど本を借り、
そのうち4冊は読み終わっていないのに、
今年になってまた4冊買ってしまいました(^^;
そして、編み終わっていないカーディガンとひざかけがあるのに、
息子に新しいマフラーを編もうとセールで毛糸を買ってしまいました。
縫いかけの服と、まだ縫い始めてもいない生地もあります(--;
『私が足りない』『私がもう一人、いやもう二人ほしい』と、
思わず心でつぶやいてしまいそうになります。
そして、ハッとするのです。
私が思うことって、大体現実してしまうのです。
ということは、そう遠くない将来、実現してしまうかも知れない。
そう、ロボットとか、クローンという形で・・。
いやいや待て待て!
本を誰かに代わりに読んでもらっても意味ないし・・・。
編み物も縫い物も、そもそも既製服を買った方が安くて早い。
それでも、自分の手で創り出したいからわざわざやっているわけで・・・。
そう、人間はこの「体験」がしたいんですよね。
なぜなら、体験をするために生まれてきているから。
誰かに全てをやってもらって、自分は何もしないなんて
きっと耐えられなくなると思います。
本にしても、一行、一文字を読みながら、
自分なりの体験や感情や思考を織り交ぜながら
咀嚼するように向き合いたいのです。
それはロボットにもできないし、ましてや、
本の内容を丸ごと、直接脳に送り込むような機械では意味がないのです。
だから、私はまだ人間としての不自由さを楽しみながら、
時間が足りない、自分が足りない。。。などと言いながら、
あたふたと生きていくしかないと思っています。
それこそが、もしかしたら最大の贅沢なのかもしれません。
VIVA人間。
というわけで、(もともと私はしてないけど)取り下げです。