セッションをしていると、時々、その方自身も気がついてないことに気づくことがあるのですが、先日もまさにそういうことがおきました。
彼女は、生来のアーティストでしたが、今までそのことにご自身が気がついていませんでした。物作りが好きなこと、それをしている間だけ楽しいし無心になれるということはお話の中からわかりましたし、家に飾ってある彼女の創作物の完成度の高さや配色センスの見事さには訪問した直後から感心していました。
ちらちらと見えた過去生の彼女は、2回とも美術関係の技術者でした。セッションをしているとき、ふと部屋の片隅にそっと飾られていた美しい絵に目が留まりました。思わず手に取り、「これは素敵ですね。どなたの絵ですか?」と聞くと、なんとその方が描いたというのです。ある時から外の景色がとても綺麗に見えるようになって、そんな時にたまたま目にした作品展の募集に、何か描きたくなって応募してみたのだそうです。初めてちゃんと描いた絵だったけど、入選したそうです。
これは、当然入選するだろうなぁ。。。
とても初めて描いたとは思えない見事な構図の点描画。その作品展に版権が移っているからということで、その絵の写真を撮れず、もちろんその絵の購入も無理でした。それで、気が向いたら『愛』をテーマに思うままに描いてくださいませんかとオーダーしてきました。
今生は職人としてではなく、一から十まで自分の思うままに描き、自分の作品として世に出したいという彼女の心の奥にある思いに気づくことができて良かった♪
これまでの紆余曲折の人生も、彼女の描く世界観に深みを与え、それでも失われなかった純粋さ。純粋さ故に、この世界ではとても生きにくかっただろうと思います。
さあ、アーティストの誕生です!もし、彼女が描いてくれたら、シンクプラネットでもご紹介するかも。。。。!
さて、、、
そんな私も美しい生活を夢見て努力しております。
いわば生活アーティストです(笑)
ここに越して以来、家の中の、”とりあえず”の配置や不慣れな間取りや狭さなどで、日々ストレスを感じていました。
もっとストレスフリーに暮らせたら、もっと創造的になれるのではないだろうかと思い、まずは家の中を暮らしやすく工夫しようと決意しました。
思い立ったらすぐに行動!
車を飛ばし、一番近いホームセンターへ。
一番近くて、ここから車で3~40分、信号のない道をびゅんびゅん走って、隣の愛媛県まで行かなくてはいけません。
あ、買い忘れたわ!ができないため、しっかり買い物リストを作って行きます。
まずはきちんと閉まらないというストレスを軽減するために、クローゼットに錠を取り付けました。
そして、トイレの棚板を設置、それを隠す布を突っ張り棒でかけました。
もっともストレスだった台所には棚をつくりました。
真ん中の棚は、前に岳さんにお願いして取り付けてもらっていましたが、それでは足らなくなり新たに設置しました。
反対側からの写真
そして、シンク周りも、フックかけを作ったり、マグネットフックを並べたりetc.
これで、かなり使い勝手のよいキッチンになったと思います。
私は、以前はインテリアに懲りすぎて、物が一切でていないすっきりしたキッチンを目指していたことがありますが、色々生活をしていくうちに機能美こそが美しいという考えに至りました。
生活をすることが第一目的であるわけですから、使いやすい機能的なインテリアや配置こそが美しいと思います。
手を伸ばせば、必要なものがすぐに取れて、洗ったものがすぐに片付けられる。生活しているなぁという印象の台所が好きです。
そして、とうとう自分の部屋を片付けました。引越し以来、まだ空けていないダンボールがそのまま置いてあったり、しまうところのない服が積み重なっていたので、それを一気に片付けました。
そして、紀の川の家から外して持って来ていたカーテンレールを取り付け、余っていたカーテンをかけました。サイズはぴったりでした。
こちらは部屋の中からドアの方を撮った写真。箪笥の上はまだ片付いていません(汗)
ミーティングルームの窓から撮った今朝の田んぼと山。
ミーティングルームの窓は東に面しているので、朝日がまぶしく輝いていました。
さて、家の中もすっきりしてきたところで、私もそろそろアーティストとして何か創作活動を始めたいものです。
ちなみに、haruさんは夜な夜な木を削ったり、木に絵を描いてすでにアーティストです。岳さんも最近は、自分で切ったヒノキの丸太で作ったテーブルを製作しています。シーナさんは、苔テラリウムのアーティスト。
ここで暮らしていると、自然にアーティストになるのでしょうね。
私も自称生活アーティスト以外の何某かのアーティストになれるでしょうか。
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