6月21日は夏至でした。
これは、芦屋で撮影された夏至のパワフルな朝日の写真です。
(この写真以下、全ての写真は、特に撮影者が記載されていない場合、Aさんが撮って下さったものです。)
そして、この日は、thinkPlanetの夏至のイベントでした。
6月21日は夏至。新月。そして日食。さらに父の日!
夏至は、太陽のパワーが一年で最大になる日。
そして、新たな段階へと移り変わっていく起点となる日。
新月は、再生を意味しますが、同時に日食も生まれ変わりを意味します。
日食が起こる新月は、相乗効果で再生のパワーが強まるのです。
そんな最強パワフルな2020年の夏至の日。
数日前まで梅雨の雨が続いていたのに、嘘みたいにピカーんと晴れ上がった青空の下、京都府亀岡市を訪れました。
出雲大神宮、この日のパワーに負けないほどパワフルな場所でした。
イベントでは絶対に晴れる。
これをSerenaマジックと呼んでくださる方もいますが、
本当にありがたいことに、必ず天気には恵まれるのです。
天気だけではなく、この日は素敵なことが次々に起こりました。
まず、最初の素敵はこの鳥居をくぐったところにある黄色いテントの下で起こりました。
ここには、こういう懐かしい感じのお菓子を売っているスタンドがあります。
(撮影:Serena)
そこにはとっても親切なおばさんがいて、
前回、ハルさんと下見に来た時、ランチできる場所を尋ねたら
とても親切に教えてくれたのです。
その方は、積んだ彩り豊かな紫陽花を水につけて参拝者が楽しめるように
飾ってくれるような素敵な方です。
下見の時に買って帰った「しょうがせんべい」がとても美味しかったので、
今度行ったらまた買おう、お礼を言おうと心に決めていました。
この日も早速立ち寄ったのですが、イベント参加者の皆さんもたくさん買ってくださったのです。
この数ヶ月、コロナ禍で訪れる人もが少なくなった神社での商売は相当に厳しかったらしく、『この数ヶ月を耐え忍んできたからこその今日があるって思った』とまで言ってくださいました。
参加者の方からも、この方に言及した感想をいただいています。
お土産のおばさんが素敵な方で、帰りに涙ぐんでこんな気持ちのいい人達にきてもらえて…と言ってくださり、神様の言葉のように感じました🌟
出雲大神宮に行かれた際は、ぜひ、ここで美味しいお菓子を買ってください。
大神さん(わたしのこと)の紹介でって言ってくださったら、飴などを試食させてもらえるかもしれません(保証しませんが)。でも、きっととても喜んでくださると思います。
入り口で早速、感動的な出会いを経験しました。
そして、参拝に向かいます。
これは、神楽殿を通して拝殿を見ているところ。
出雲大神宮は丹波国一之宮だったんですね。
ここの本殿のご祭神は、神社のHPにはこう書いてあります。
大国主命(オオクニヌシノミコト)と后神である三穂津姫命(ミホツヒメノミコト)を奉斎し(明治の制による)、特にこの二柱を合わせて出雲大神、出雲大神宮(日本書紀)、出雲神社などと称へ奉ります。
さらに、社伝にはこうも書いてあります。
旧称は「出雲神社」。別称として「元出雲」や「千年宮」ともいわれております。
明治になるまで、島根にある出雲大社は杵築大社と呼ばれていたので、それまで出雲神社といえばここだけだったそうです。
ここは日本一の縁結びの神社だとか。
境内には夫婦岩があり、毎月第4日曜日にここで縁結びの御神事があるそうです。
(転載元:http://www.izumo-d.org/enmusubimatsuri.html)
拝殿で、ハルさんと私が並んで参拝をしようとしたところ
神職の方が中に現れ、御神事を始める準備を始められました。
すぐに、太鼓が鳴り始めました。
こういうことは、どの神社に行っても毎回のように起こります。
この神事は、赤ちゃんの初宮参りのご祈祷のようでした。
まさに、再生のエネルギーに満ちたこの日にふさわしい新しい命を祝う祝詞が響き渡る中、参加者の皆さんと祈ることができました。
これも素敵な偶然ですね。
境内には「真名井のいずみ」があります。
ここの水は、正六角形の結晶ができるそうです。
本当にとても美味しいお水です。
ここでは水みくじもできます。
真名井のいずみにつけると文字が浮き出てきます。
参加者の方も引いていました。結果はどうだったんでしょうか?
わたしも引いてみました。
見事、大吉の文字が浮き出てきました!
素敵な出来事がまた重なりました!
さて、境内には今月末の夏越の大祓(なごしのおおはらい)のために
茅の輪が用意してありました。
これは、6月の神社ではよくある光景です。
大祓は年に2回。6月30日と12月31日の行われ、茅の輪をくぐって身体の穢れを払って、次の半年を健康に無事に過ごせるようにと祈る神事です。
茅の輪を左、右、左と3回潜るうちに、罪穢れを茅の輪に移し、まっさらで穢れのない状態となることは、やはり再生の意味があるのです。
この本来なら6月30日に毎年行われている茅の輪潜りの神事を、なんと、今日だけ行ってくれるとのこと。
早速始まるというので、私たちも全員参加させていただきました。
(撮影:Serena)
偶然にもこの日に、夏越しの大祓を受けて、茅の輪を潜れたことは大きな意味があると思いました。
このあと、御神体である山の麓にある岩場に行きたかったのですが、予定になかった茅の輪潜りを行ったため、ランチの時間となりましたので、一旦、車で昼食会場まで移動します。
このランチのお店を紹介してくれたのが、駐車場横の鳥居のところでお菓子を売っているおばさんだったのです。地元の方しか知らない素敵なお店を教えてもらいました。
このお店は地元の方にとても人気のあるお店だということですが、予約を入れた段階では、ラッキーなことに私たち参加者の人数がギリギリ入れる部屋が空いていたのです!
(撮影:Serena)
美味しい懐石料理でした。
私たちが食べている間も、カウンターや奥のお部屋にひっきりなしにお客さんが来ていました。下見に来た時に、予約できたことはラッキーでした。
下見を提案してくれたharuさんの機転に感謝です。
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