ソフィアです。
夏が来ると、改めて雷が好きだと思います。
むせかえるような湿気と、ぴんと張りつめたような静けさ。
急に風の流れが変わり、黒々とした雲が差し迫る。
そして、大粒の雨がひと息に降り出す。
その緊張をさらに掻き立てる雷鳴と稲光には、ただの天気を超えた、いのちの鼓動みたいなものを感じます。

あの響きは胸の奥まで震わせて、稲妻は全てを一瞬でさらけ出すのように照らし出します。
確かに恐怖を感じるのだけれど、その怖さの中に、なぜか心が高鳴るような不思議な喜びもあります。
特に夜の雷雨は、布団に包まれながら、その胸の高まりをじっくり味わう。。。
激しい雷雨の嵐を前にすると、自分がとても小さくて無力に思えてくるけれど、それでも、その壮大さに包まれているようで、どこか安心する気持ちもあるんです。
それってなんなのでしょうね笑
普段もたまにその境地に立ちたくて、ヴィヴァルディの『四季』の「夏」の第3楽章を聴きながら、夏の嵐の中にいるような気持ちを味わっています笑
(ちなみに、マックス・リヒターが編曲した「四季」がとても好きです)
雷が怖いという人ももちろんいらっしゃると思います。
けれど、その怖さは本来、命を守るために備わった感覚ですよね。
恐怖を通じて私たちは自然の力を知り、敬意を学ぶ。
人間の力では制御できないものを前にするとき、自分を謙虚にすることを思い出させてくれます。
自然の偉大さを知り、心を揺さぶり、時に恐怖を感じさせ、そして息をのむほど美しいと思うのです。
そして、夏の夕立が去った後の、澄み渡った空気もまた私にとって特別な時間なのです。
騒々しさを終えたあとの静寂には、全てを洗い流した清々しさがあります。
今年もまた、あの稲光と轟音にうっとりとしたい。
耳を澄ませて、空を見上げて、その一瞬の劇場を全身で受け止めたいのです笑
皆様は、いかがですか?
ではでは😃
どんな自分も受け入れてみませんか?きっとこの上ない自由を感じるはずです!