11月20日に、『thinkPlanetの3周年創業祭』を"海南ヴィラ"にて執り行いました。
スタッフのソフィアさんからの強い要望で、杵と臼での本格的な餅つきを行うことになりました(しかし、発案者のソフィアさんは不参加😅)ソフィアさんとしては、一人一人の力と智恵を合わせて一つのことを創り上げる、まさにこれからの時代を体現したかったそうです。
杵と臼なんて、私は幼少期以来使った記憶がなく、せれなさんも、『参加者の中に餅つきできる人なんているかな』と、不安気でした。
何より、まずは、杵と臼を手配しないといけません(笑)
友人に相談してみると、有難いことに、すぐに手配してくれました!
しかし、なんと!!
臼と、それを乗せる土台までも、全て石製!!
土台だけで、100kgほどあるのでは?という重さです(泣)
なんとか数人がかりで、運び込むことができましたが、腰が弱い私は、まったく戦力になりませんでした(謝)
そして、いよいよ当日を迎えました!
心配しましたが、みなさん、すぐにコツを掴み、杵を搗く方も、餅を返す方も、なかなかの腕前でしたね(^_^)
この腰つき、いい感じでしょう?
これは、子供用の杵で搗いてます(笑)
良い感じに粘りが出たら、
台に移して、柔らかいうちに急いでみんなでお餅を丸めていきます。見事なチームワーク!
きな粉や大根醤油などをまぶして、みんなでおいしくいただきました。
つきたては、格段の美味しさ!!
苦労が報われます(笑)
お腹もいっぱいになったところで、海南ヴィラから車で30分ほどで行ける『生石(おいし)高原』へ向かいます。
山頂に生石高原がある生石ヶ峰(おいしがみね)は、和歌山県有田郡有田川町と、海草郡紀美野町の町境にある標高870,0mの山であり、一部では、山国和歌山県のなかでも有数の名山であるとも評されているそうです。
その理由は、多分、山頂付近から見渡せる360度の大パノラマのせいではないかと思います。目の前には奥高野の稜線が連なり、空気が澄んでいれば六甲山や淡路島、海を隔てて四国まで見渡せます。
何より、生石高原は、関西随一と言われるほどのススキ野原が有名です。見渡す限り、なだらかなススキの草原が広がっています。
生石高原は、今の時期が一年で最も美しいです。
日が西に傾いていたので、夕陽に照らされた草原が黄金色の大海原のようでした。
この日は風が強く冷たかったのですが、この美しさの中にいると、寒さも吹き飛びます。
笠石と呼ばれる岩の塊の場所に、石の社が祀られています。
左が笠石、右が生石が峰山頂。(この写真はwikipediaより転載)
まずは、参拝から。
生石高原は、古代の祭祀場だったようで、あちこちに巨石が散らばっています。
その中で最も有名な岩が、火上(ひあげ)岩です。
(写真は、有田川町観光協会HPより転載)
この記事の冒頭の写真は、この火上岩の上でみんなで撮ったものです。
ここからは、和歌山で一番高い山、龍神岳(1382m)と2番目に高い山護摩壇山(ごまだんざん1372m)等が見えます。
もっと、生石高原について知りたい方はこちらをご参照ください。
この後、『海南ヴィラ』に戻り、ささやかながら、記念品として、thinkPlanetの刺繍入りのタオルと、岳さんの無農薬玄米をお渡ししました。
イベントは終了したのですが、残ったみんなで簡単な夕飯を食べながら、21時位まで色々なお話をしました。
みなさんが他者を気遣い、愛ある方々ばかりで本当に嬉しかったです。
あっという間に時間が過ぎていきましたが、楽しい創業祭を行うことができたのも、参加してくれたみなさまのおかげです。
thinkPlanetのこれまでの3年間が、ぎゅっと濃縮したような素晴らしい1日を過ごすことができました。
来年からも更にパワーアップしたthinkPlanetを作りあげていきたいと思っています。
みなさま、これからもどうぞよろしくお願いします!
最後に・・・
前日から、準備を遅くまでしていただいた方、気前よく杵臼を貸していただいた
新和歌浦の『やぶ新』様、その杵臼をヴィラまで運んでくださったJ様、本当にありがとうございました。
またみなさんとお会いできることを楽しみにしています。