ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、
春分の日の淡路島でのイベントは
今でも余韻をひっぱっています。本当に凄かった!
最初の天気予報では、この日は一日中雨天でした。
でも、きっと晴れるだろうと信じていたら、
本当に日が迫るごとに、予報がどんどん変わっていきました。
集合は正午でしたが、春分の日を余すことなく堪能しようと
日の出をレイライン上で迎えたいと思っていました。
前夜、眠りに就く直前に、突然男性の声で
『明日、淡路島に行くことはとても重要です。』
と言う言葉がはっきり聞こえました。
『あなたがそこで日の出を迎えることも。』とも。
そもそも淡路島へ行こうと思ったのは、
六甲山の六甲比命大善神社の上部にある巨石の前で、
淡路島にへも行くようにという男性の声を聞いたからです。
そう言われたなら、何が何でも朝日を見るしかないと、
気合をいれて午前3時に起き、まだ暗い高速道路を走り、淡路島へと向かいました。
数名の方と高速道路のSAで合流して、レイライン上にある場所へ。
目指すレイラインはこちら。北緯34度32分
伊勢久留麻神社へ。
白い鳥居が印象的な神社です。
今日の天気は午前中は雨の予報。
芦屋から淡路島へ向かう道も雨がポツポツ降っていましたが、
ここに着いた時には止んでいました。でも空はあいにくの曇り空でした。
見れるかな~の声も。
境内に車を停めて、海岸まで歩いて行ってみることにしました。
曇り空でしたが、日の出の時間になると、東の空の一箇所だけ雲が晴れてきました!
この延長線上に、先月行った檜原神社や三輪山があります。
檜原神社で、東から西に矢のように走るエネルギーを感じて、
そのエネルギーが向かう西の方角を見て、
どこへ向かうんだろうと思っていました。
その先にある場所・・・それは今、私が立っている場所。
光の通り道。
太陽のエネルギーを渡す道。
それがレイラインです。
そのエネルギーを増幅させるのが古代に置かれた巨石なのではないかと思いました。
伊勢久留麻神社の白い鳥居の中に、春分の日の日の出が昇ってきました。
日の出を見届けた私たちは、淡路SAで朝食を食べて、
睡眠不足を補うために、車の中で仮眠を取ることにしました。
車に戻ると、暴風が吹き荒れ、時折、雨も叩き付け始めました。
日の出の時間は晴れていたことに、本当に感謝です。
集合の時間までには雨も風も止みました。
総勢21名ですので、少しでも車の台数を減らすために、
4、5台の車にまとめて乗っていただきました。
まずは、今朝訪れた、伊勢久留麻神社にもう一度向かいます。
ここで、淡路島を巡らせていただくご挨拶をさせていただきました。
美しい女性の方が姿を現してお言葉をかけていただきました。
『今日は朝早くから起こしいただきありがとうございます。今日一日皆様にとって良い旅でありますように』
ありがとうございます!
次の目的地は、舟木石神座。
ここは今でも女人禁制がしっかり守られています。
行けるのは男性のみ
女性は、脇の道から稲荷社を目指します。
でも、稲荷社の前まで来ると、舟木石神座をすぐ近くに見ることができました。
そこからでも、そのパワーの強さが充分に伝わってきました。
ここに着いた頃から、太陽が時々顔を出すようになりました。
くらくらするほどのエネルギーを感じつつ、次の目的地へ向かいます。
淡路国一宮「伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)」です。
ここへ来ると、一気に青空が広がりました。
午後は曇りの予報だったはずなのに、晴れました!
伊弉諾神宮には「陽の道しるべ」があります。太陽のレイラインですね。
立派な拝殿。
ちょうど、拝殿の前に行って参拝しようとすると同時に、神楽が始まりました^^
ここでご挨拶とお礼を伝えていると、
さっきとは別の女性の方が姿を現してくださいました。
2014年にここに来た時にもお姿を見せてくださった方でした。
次のようなメッセージを受け取りました。
「また、お越しいただきありがとうございます。
春分のこの大切な日に、皆様と起こしいただきありがとうございます。
どうか、この世界が良い世界に変わることを心に抱いて
それぞれの道を歩んでください。」
その後、次の目的地、岩上神社へ。
あまり整備されていない細い道を登って、境内に車を止めました。
まずはこの社殿があったので、ご挨拶をさせていただきました。
ここもくらっとするほどのエネルギーで、光が注がれていました。
ここでは男性の方が現れました。
階段を上ると、さらに社殿が。岩上大明神と書いてあります。
その左脇に、『神岩参道』と書いてある階段がありました。
階段を上っていると、さっきの岩上大明神の社殿全体が眼下に見えます。
階段を上りきると、岩が表れました。
おもわず、オー!と言う声が出てしまうくらいの巨石です。
みんな思い思いにここで瞑想をしたり、エネルギーを感じたり、景色を眺めたり。
ここは足摺岬の唐人駄馬ととても似たエネルギーでした。
パワフルだけど、優しくて穏やかで包み込まれるようなエネルギーです。
四万十のイベントに参加した方も同じ意見でした。
巨石の近くにはこのような岩もありました。
ここは光溢れる場所でした。
絶景とエネルギーと穏やかな光が、立ち去りがたい心地良さでした!
どちらの社殿で聞き取ったのか忘れましたが、
メッセージを書き残しています。
書きなぐりで、読み取れないない箇所が多々あるので
正確じゃないかもしれないけど・・・。
宇宙とつながれ
地球とつながれ
海とつながれ
山とつながれ
森とつながれ
人とつながれ
動物とつながれ
あなたの心の最も良いところを最大限に拡大し心に満たせ
全てとつながれ
全てはひとつ
愛はひとつ
ありがとうございました。
それから、淡路島の西海岸を北上しました。
夕暮れ時の海の景色は最高でした。
夕食会場に向かう途中で、思い立って立ち寄った場所がこちら。
古代の塩つくりの遺跡でした。
塩作りに興味があるので、すごく参考になりました。
その背後にあるのは、貴船神社です。
貴船神社は、各地に必ず一箇所あり、神無月に神々が出雲へ行く際、その地方の神々がここに集まってから出雲へ向かい、戻るときもここにもう一度集まって解散する場所だったとか(掲示板に書いてあって、勉強になりました!)
それから、素敵なハプニングが!
私がナビをしていた車が先頭を走っていたのですが、私の誘導ミスで本来向かうはずだった夕食会場を通過してしまいました。引き返せる場所を探していたのですが、まだ少し時間に余裕があることがわかり、いっそ、このアクシデントをいいことに変えようと思い立ちました。
そこで、地図をみているとこの先に灯台のある公園があることがわかり、
なんとなくそこへ行ってみようと思いました。
そこは明石大橋のすぐ近くでした。
灯台は駐車場から見上げても見えないほど高い場所にあることが
わかっていたので、最初は上る気はあまりなかったのですが、
何かに引っ張られるように歩き出すと、
灯台へ通じる石段が見えてきました。
急な階段が延々続き、内心どうしようかと思うのに、
足がどんどん進んでいきます。
少し上ると、石段がずれて、それを補修するかのように
カラーコンクリートが敷いてありました。
なんだろうと思って、立ち止まると「野島断層」と書いてありました。
震災前は下から見るとほぼ一直線だったそうです。現在は右に65センチずれています。
↑野島断層で位置がずれた敷石 断層の部分をカラーコンクリートで保存してある。
ここは、1995年の阪神・淡路大震災を引き起こした
兵庫県南部地震の震源である野島断層だったのです。
いつの間にか、震源地にいた私たち。
これもちゃんと見ないといけなかったんだなと思いました。
階段を上り詰めると、白亜の美しい灯台がありました。
この灯台も、地震で大きな被害を受けたそうです。
現在は補修されています。
室戸岬の灯台を思い出しました。
この江碕灯台からみんなで西の海を眺めました。
雲間からは天使の梯子が下りてきました。
穏やかな海に思うことは、
やはり平和への感謝と平和が続くことの願いですね。
さて、いよいよ夕食です。
予定では、テラス席でのBBQでしたが、今日は風が強いので、
室内に変えてもらいました。
この建物が貸切でした!生演奏のサービスもありました!
演奏に合わせて踊りだす人も。そういうノリって大好きです♪
食べきれないほどの料理。これはパエリア。
今日訪れた場所の話で盛り上がり、とっても楽しい食事となりました。
さて、いよいよクライマックス。
みんなで西に沈む太陽を見送るのです。
食事が終わって、テラスへ移動しました。
水平線のすぐ上には雲がかかっていましたが、
みんなでしっかり完全に太陽が海に沈むまで見ていました。
太陽はさらに西の国に行ったんだと古代の人は考えたんだろうな。
ここをしばらく輝かせてくれた太陽に感謝し、
その恵みを今度は西の人たちが充分受け取れますように、
この国の隅々までその光が増すようにという願いを込めて、
レイラインは敷かれたのかもしれない。
テラスに置いてあったオブジェのハートの中で太陽を見送りながら、
太陽を無事にリレーできたような満足感に浸っていました。
それにしても、素晴らしい旅でした。
天候や安全に配慮してくださった見えない存在たちに
心から感謝いたします。
この旅を心に刻みます!
長い記事になりましたが、
一緒に行ってくださった方は、この記事で思い出してくださったでしょうし、
行けなかった方も、旅の気分を味わってくださったことと思います。
次は、六甲山の巨石の後編をアップします!
お楽しみに!