せれなです。
いよいよ、今年もあとわずか。
私は、帰省してくる子どもたちのために、御節を作ったり、お雑煮の準備をしています。今日は、大掃除もはかどりました。天気も良くなって良かったです。
一昨日、寒波の中、日帰りで数時間の京都旅をしてきました。
さすがにこれくらい寒いと観光客も少ないですね。
お目当ては、ここ↓
お香や和紙で有名な、鳩居堂(きゅうきょどう)が今年オープンした『(もんこうどころ)』です。お香の体験ができるカフェと、鳩居堂の製品が置いてあります。
香りは、伽羅と沈香から選べます。香りによって値段が変わります。
私は娘とひとつずつ選んで、香り比べをすることにしました。
香りを10分ほど堪能した後、お茶とお菓子が供されます。
沈香はお寺などでよく体験するような香りで、伽羅は華やかな香りです。
最初、やっぱり高いだけあって伽羅の方が上品だしいい香りだと思っていたのですが、
時間が経つにつれ、その華やかな香りに飽きてきて、沈香の方が好きになっていくから不思議です。
香木は持ち帰れますので、家で楽しむことができます。
年の瀬にとても贅沢な時間を持つことができました。
こういう体験ができるから、京都はやっぱり好きです。
今回は、寒かったので「寺町」を歩いただけです。
寺町は骨董店が多く、個性的な店もあるので、見て歩くだけでも楽しい通りです。
途中でおいしいパンやをみつけ、食パンを買って帰りました。
途中で、一風変わった神社を見つけて立ち寄りました。
下御霊神社
無実の罪で非業の死を遂げた人々を祀って、怨霊を鎮めるための神社だとか・・・。
日本の神は、祟る神なのですね。
手を合わせると、老若男性数人が横並びに出て来られました。見えたと同時に、チャネルを戻したので、詳細には覚えていませんが。
印象としては、なんとも不思議な神社でした。神社の清清しさがないのです。
やたら古くて、庶民的で、でも案内板などをよく読むと、結構、きちんと祀られているらしいのです。それほど、祟りが怖かったのでしょう。
たとえばこの門。
御所の建礼門を譲り受けたとか。
龍の彫刻も立派でした。
江戸時代から残る神物宝庫だそうです。
今にも崩れそうだけど。。。
こういうものが残っているのも、空襲を免れた京都ならではですね。
あまりに寒かったので、この日はこれで引き返しました。
実は、12月17日にも京都に行ったので、その時の写真も載せます。
芦屋でのワークショップを行った翌日、スタッフのharuさんと二人でこの日も短時間京都ツアーにいきました。haruさんも京都好きなのです。
まず、四条河原町にあるレトロな喫茶店、フランソアへ。
名物チーズケーキと美味しい珈琲をいただき、歩いて祇園へ。
鴨川沿いの柳並木も風情があります。
通りがかりの神社が気になり、立ち寄ることに。
ここは安井金比羅宮というそうです。
祈願所に置いてある紙に、私もharuさんも、切りたい悪縁をかきました。
私は、無駄遣いの悪習を切ってくださいと書きました(笑)
最後に悪縁切りのお守りを買って帰りました。
それから、清水寺まで歩き、途中でおせんべいや豆腐饅を買って食べながら坂道を歩きました。
坂道を登りきったところに清水寺。この日は満月でした。
山門を越えて、三重の塔のところまで行けば京都の夜景が一望できます。
12月は、師走というほど、忙しい月です。
私も、四万十と足摺、そして、東京と福岡、
その合間に、京都にも二度いきました。
芦屋では、ワークショップも開催できました。
個人セッションも含めて、たくさんの方と出会えた月でした。
多くの方と幸せな出会いができたことに感謝しかありません。
今年もあと1日を切りました。
2018年も最後の一日ですが、今できるだけのことをやって、心穏やかに一年を締めくくりましょう。