せれな代表は、今日は個人セッションの予定です。
スタッフharuさんは今日も店長として出勤!
岳とシーナは今朝も山へ。
再度、山のモニタリング。
実際に整備予定の山に入って歩いてみると、やっと実際的な整備の青写真が見えてきました。
ずっと懸案だった山の整備、岳はやっとホッとした顔をしておりました。
次にもう1つ整備しなければならない岳祖父の山へ行った時、山の入り口で作業道を作った山の持ち主のおばあちゃんに話しかけられました。
作業道を作るために切ったおばあちゃんの山の木が売れることを話すと、とても喜んでくれました。
どんなに立派に木が育っても、それを切り出す道をつけ、木を切り出さねば宝の持ち腐れなのです。
しかも、企業体に頼むと、ほとんどお金になりません。それどころか、反対にお金を取られることもあるそうです。
ところが、私たちのような自伐林家だと、大型重機がない代わりに手間と時間はかかるものの、木を売って山主さんにも十分な金額が還元できるのです!
作業道を作ったこともとても喜んでくれたので、是非見て欲しくて、軽トラでおばあちゃんを現場に連れて行ってあげました。
軽トラを降りて、現場を見るなり、おばあちゃんは顔をおおって泣き出しました。。
おじいちゃんと2人で植えた木が、天にそびえているのです。
今日ご飯が食べられても、明日食べる物がないような貧しい暮らしの中で、将来のために2人して一生懸命植えた木が、何十年の年を経て、見上げるばかりに育っている。。
でも、おばあちゃんの足では軽トラを降りた場所から下には行くことはできません。ほんとうは、全部を見せてあげたかった。
その場所からは見えないけれど、水路の所には数本杉を植えていることとか、私たちが見た通りのことを話してくれて、ああ、、ほんとうに、このおばあちゃんたちが植えたんだと、遠い昔に思いを馳せ胸がいっぱいになりました。
自伐林家という道を選んでよかったと心から思えたと同時に、この素晴らしい森を作り上げてきてくれた方たちに心から感謝しました。
おばあちゃんを送り届け、再度岳祖父の山へ。
早速、整備に取り掛かってみました。
私も、一人前に木を切りました。。いや、まだあれは10分の一人前くらいでしょうか、、大汗
でも、、山で働くって、気持ちいい!!!!
もちろん、肉体はヘトヘトですが笑
私は1日山仕事ができるような体力をつけていくことが今後の課題です。
(シーナ)