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この星が楽園に戻る日を夢見て

稲刈り前夜

 

晴天の四万十。

夕方、少し雨が落ちては来ましたが、今日はずっと良い天気でした。

早速、私が田植えをした田んぼを見に行ってきました。

手前側の田んぼです。半反しかありません。

まあ、今のところ、これが私の限界かな(笑)

 

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手押しの田植え機( こういう感じのもの)を貸してもらい、操作を岳さんに習いながら必死でやりました。

自分で田植えをすると、こうも田んぼが愛おしくなるのかと思いました。

四万十に来るたびに、成長を見に行くのが楽しみでした。

 

私がずっと四万十にいられなかったので、チェーン除草や草刈は、岳さんや岳さんのおばさんがやってくれました。一番大変な部分をやってくれて感謝しかありません。

来年は、自分でできる限りやってみようと思っています。

 

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しっかり成熟しています。

 

 

そして、いよいよ明日はここの田んぼの稲刈りです。

 

私は、どうしても稲木を立てて天日干しをしたいと思っていました。

刈り取った田んぼにこうやって稲を自然乾燥させます。

写真wikipedia

 

でも、経験もなく知識も材料も力もない。

 

haruさんがその話をすると、お店の常連さんたちが俺にまかせとけ!という感じで、稲木を持って手伝いに来てくれることになりました。本当に親切な人ばかりで感動しました。半反だけでも、手刈りは相当大変らしい。さて、どうなることやら・・・。

その様子は、また明日、ブログでお知らせしますね。

 

狭い田んぼなので、少量ずつにはなると思いますがご希望者には販売できるかもしれません。楽しみにしていてください。

 

稲刈りの準備で、今日は宇和島市のホームセンターに行ってきました。

手刈り用の鎌や、長靴や、日よけのついた麦藁帽子や、草刈り機の替え刃、大きなショベルや鍬や農作業用の手袋などなど・・・。

以前なら絶対に手にすることのなかった品々です。

 

15年前ならパリのカフェに入り浸り、ファッションやインテリアにしか興味がなかった私。今は、秘境と呼ばれる四万十の、しかも奥四万十で稲刈りを楽しみにしている私。ああ、だから人生って面白い・・・。

 

部屋の中には稲わら

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これは、明日刈り取った稲をくくるために必要なのです。

上の状態の藁を手でしごいて、下の藁の状態にするそうです。

こういうことは、haruさんの仕事(笑)

 追記:私もやりましたよ!面白かったです。稲の匂いと感触に癒されました。

 

田んぼ以外の畑も見回ってきました。

イベント参加者が植えた桑は、台風の強風にも負けずにしっかり立っていますよ。

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螺旋の畑の野菜も芽を出していました。

やっぱりこの形だと、作業がしやすくていい!

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こちらは、先週、一足先に稲刈りが終わった岳さんの田んぼ(の一部)

来年の春までお休みです。

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シーナさんの家を通りかかったら、縁側に栗が置いてありました。

敷地内に落ちていた栗でしょうか。秋だなぁ・・。

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今日はharuさんのお店でお手伝いもしてきました。

お昼時に小用で立ち寄ったら、忙しそうだったのでそのまま二時間ほどお手伝いをすることに・・・。

 

お客さんがガイドブックを示して、『これはどの辺りになりますか?』と。

ああ、わたしも地元の人扱いされているのねぇ・・と嬉しくなりました。

答えられませんでしたけどね(笑)

 

 

そして、コーヒーを頼んでくれたお客さんには、『ここの手作り羊羹です。今日はサービスでお付けしていますので、よかったらどうぞ』と言うと、みなさん、わぁっと喜んでくれました。

ハルさんの『暑いですから、甘いもので糖分補給していってくださいね』の一声には『ありがとう!』の声が返ってきて、そういうやりとりを聞いていると、この店は愛があふれているなぁと優しい気持ちになれるのです。

 

私も最近、また深く愛について考えることが多く、それをあちこちで話し合う機会が多いのですが、今日も、ハルさんのお店で、またシーナさんとも、愛について語り合った濃い一日でした。

 

 

私の口癖『それは愛なのかな?』を、常に自分に問うています。

 

期待するということは、見返りを求めること、見返りを求めたとき、愛は消える。

ただ、その人の笑顔が見たい。安心する顔が見たい。そういう動機で何かをしてするとき、不思議と自分のほうが幸せになれるのです。報酬は、それだけ。

結局は、自分がそれで幸せになりたいからする、それだけなのです。

 

そして、誰かに優しくしてもらって(愛をもらって)嬉しかったら、それを今度は、他の誰かに親切にすることで返してください。愛がぐるぐる回って地球はもっと優しい星になるでしょう。この世界を良くする簡単で有効な方法です。

 

でもね、損得か愛かを迫られたら、人間って、損得を取る人が多いのも事実です。

クラスメイトがいじめられてて、それは間違っていると口にすると、今度は自分がいじめられるから黙っていよう・・・それも損得です。

 

自分をよく思われたいから良い人を演じて、でも、損したような気持ちなるのも、損得勘定で良い人を演じてしまうから。

 

自分の持ち物を誰かに分け与えて、なんとなく損した気分になるのなら、愛が足りないのです。そんなちょっとした日々の自分の感情を観察して、ああ、損得になってるなぁと気づくことがあったら、自分に聞いてみてください。

『それは愛なのかな?』と。

 

 

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