今日は四万十への移動日。
まず、芦屋から神戸三宮まで電車。後は高速バスで高知へ向かいます。
芦屋の家を出るのが少し遅れ、予定より一本後の電車に。
7分後には次の電車が来ましたが、三宮駅に着くのがぎりぎりの時間になってしまいました。どれだけ早足で歩いても、駅からバスセンターまで重い荷物を両肩にかけていたのでなかなか進まず、とうとう心でつぶやいてしまいました。
『バスは遅れてくるんじゃないかな』
バスセンターに着くと、放送が入りました。
『高知行きバスは到着が遅れております。ご迷惑をおかけしますが今しばらくお待ちください』
15分ほど遅れてバスは到着しました。
また、現実化してしまったのでしょうか(汗)
こういうことは多々あります。
途中で少し工事渋滞があったにも関わらず、結局高知に着いた時間は予定時刻だったことも、不思議でした。
中国山脈を越えて高知県に入ると、いつものことながら天気は一気に曇り空、今にも振り出しそうな気配。まるで熱帯雨林のような雰囲気。
バスを降りると、もわっとする湿度と温度に、やっぱりここは亜熱帯かもと思ったりします。
バス停には、スタッフのシーナさんが迎えに来てくれました。
今から2人で、イベントで訪れる場所の下見に行きます。
車はどんどん南下し、やがて海のそばへ。
こういう道を走ると、高知はやっぱり南国だと思います。四万十とはまた違う雰囲気。
今から行くところは、この竜王岬。桂浜の西の端にあります。
舗装されていない細い道を入っていきます。結構がたがたで、走る距離は短いけどでこぼこ道なので、車高の低い車では無理かも。私のビートルでは無理だな・・この間もアンダーカバー割ってしまったし・・・。
この先に駐車ができる開けたところがあり、そこで車を止めて、あとは歩きです。
こんな階段を降りていきますが、天気が悪いと結構湿るので、滑らない靴が必要かも。(そういう私はスリッパでした)
降りきると、桂浜に出ます。白い竜宮橋を渡って
今度はこんな階段を上がっていきます。(これは上から写しています)
すると、岬の頂上に海津見神社(竜王宮)があります。
ここでは、乙姫様のような姿の女神様が現れてくださったので、今度、イベントでみんなと来ることを報告しました。
色々とお話しできたのですが、その中で、『私は海を守っています。海を守ることは、人の命を守ることです』とのお言葉が印象的でした。
この社の背後に見える桂浜
今日は波が高く、迫力を感じる白波が立っていました。
動画を撮ってきました
下見を終えた私達はその後、近くの五台山公園へ。
ここは、地形が中国の五台山(文殊菩薩の聖地)に似ていることから、行基が名づけたと言われています。
その五台山の展望台がカフェになっているというのです。
その名も『パノラマカフェ』だとか。
見た目は古いコンクリートの展望台ですが、階段をあがって店のドアを開けた瞬間、絶景が目の前に広がります。
3面が全部ガラス張りです。
席に座ると、目の前に大パノラマが広がります。まさに、パノラマカフェ。
シーナさんとシェアしました。
高知に来られたら、是非、お立ち寄りいただくことをお勧めします。
その後、四万十へ向かったのですが、日が暮れかかるとともに、四万十川の川面は霧に包まれていました。山はだんだん深くなり、川は蛇行を繰り返し、空気もじわじわと濃くなり、ああ、帰ってきたな、四万十!という思いでいっぱいになりました。
明日からは、来週末のイベントの準備を始めます!
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