先日、スタッフさんたちとイベントの予行練習をやってみました。
私の頭の中には、ワークショップではこういうことをしようというイメージがあったのですが、スタッフさんたちにきちんと伝えきれておらず、一体、何をどうやるの?と疑問を抱かせているかもしれないと思い、ちょうどいい機会なので、実際にやってみようということになり、急遽プレワークショップ開催となりました。
話は10数年前に遡りますが、ある日突然、瞑想ってやつをやってみよう!と思い立ちました。うまく瞑想できたようでうっとり変性状態になり、それがとても心地良かったため、以後、お風呂に入ったときや家族が寝た後で・・・できる限り瞑想をしていた時期がありました。
そんな瞑想三昧のある時、自分の意識が頭の中にあることに気づいたのです。これはなんか違うんじゃないかな、本来はハート(心臓の辺り)にあるべきじゃないかなと思い、どうにかハートに意識を持ってこようとしたのですが、これは思ったより難しかったです。
でも、あきらめずにずっとやっていると、ある時、意識がすっとハートに移ったのです。これはちょっと感動的な体験でした。それまで頭に自分がいたのに、ハートにいるという不思議な感覚。視界もちょっと低くなったように感じます。
でも、日常生活に戻ると、意識はすぐに脳に戻ってしまいます。
この社会では、脳(マインド)で考え、脳で判断し、脳ばかり使って生きていくからです。
それでも、またあの感覚を取戻したくて、瞑想をしてハートに戻す。それを何度もやっているうちに、ハートと脳のどちらにも自分がいて、どちらでも自由に考えられるようになってきました。(今はもうハートがメイン)
スタッフさんたちには、まず、ハートに自分がいるという感覚を体験してもらって、それがどれほど素晴らしい感覚なのかを知ってもらおうと考えました。
この状態になると、ハートに愛が自然と溢れてくるのです。愛の感覚をわかってもらうのも重要!怒りも不安も消えてしまいます。自分に何の不足もなく、あるがままの状態に感謝の気持ちが起きてきます。
この感覚を体験したスタッフさんたちも、至福の海に浮かんでいるようなうっとり穏やかな表情をしていました。その至福感がどんなときもずーーーっと続いて、至福感の中で暮らせるようになると、恐れも不安も実際になくなっていくのです。
まずは、心に楽園を作りましょう!
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