今日は、なぜ、わたしが人の心の声を聞いて、それを伝える仕事を選んだのかについて書いてみたいと思います。
実は、私は元々は、クレヤオーディエンス(透聴・霊聴)より、クレヤボヤンス(透視・霊視)の方が得意なのです。
クレヤボヤンス(透視能力)がまず覚醒して、その後で、言葉も聞きとれるようになっていきました。
私自身は、元々サイキックな人間だとは思っていませんでした。
ある時、色々なものが見え出しても、想像力が豊か(すぎる)のだろうということで自分をなんとか納得させていました。
ある日、友人が知人を連れて遊びに来ました。その人から見えてくるものを伝えると、『それは私のハワイの友人の家です』といわれました。間取り、家具、飾ってある絵もその通りでした。彼女にとってそこはとても大事な場所で、心の中にその家がいつも存在していたそうです。
また、あるヴィジョンも見えました。地球の回りをたくさんの人や天使が手をつないで取り囲んでいるものでした。それは彼女が抱いているヴィジョンであり、大事にしている想いだと教えてくれました。
自分の透視能力を自覚した瞬間です。
それ以来、この透視能力はどんどん進化していきましたが、人の心にあるものを見ることができることは、決していいことばかりではありませんでした。知り合いの男性が、私に向かって拳を振り上げて襲いかかろうとするシーンが見えたこともありました。
なぜ、そういう感情を私に抱くのだろうと、彼の心に問いかけました。すると返事が聞こえました。それは本人でさえ気がついていない(あるいは気づこうとしない)本音でした。心の声まで聞こえるようになったか・・・!
それ以来、友人の家に行くと、そのご家族の、にこやかでウエルカムな態度とは裏腹に『早く帰ってよね』という声が聞こえたきたり・・・、『それ素敵ね♪』と褒めてくれる友人が『ふん、この程度のもの、私だったらもっと。。。』と聞こえてきたりすることもありました。
私も未熟でしたので、そういう態度と心の声のギャップに憤ったり、不信感がつのったり、傷ついたりしました。できるだけ人と接することのないようにしてみたり、自分の能力を封印して敢えて何も見えない・聞こえないようにもしてきました。
そういうことができると人前で口にしたら怪しがられたり、事実である証拠を出せとか、挙句は嘘つき、気が変になったとまで言われるのではないかと勝手に恐れてみたり。臆病な私自身は普通でありたかったのです。
だけど
私は一体なぜ、この能力を授かったのか、あるいは開花してしまったのか
それは本当に不幸なことばかりなのだろうか
この問いへの答えをずっと探していました。
折りしも最近になって私は、人間はもっと自由であり、それぞれが持つ可能性はもっともっと大きいのではないだろうかと考えるようになってきました。もともと自由を求める精神が大きくこの世界を自由に羽ばたきたいと思っていたのですが、社会人になり、家庭に入り、子育てをする中で、社会から求められる規範的な行動や言動で自己防衛することを覚え、背中の翼を隠してしまったのです。
自分の心の声が聞こえてきたとき、私は自由になりたい。もっと活き活きと生きたいと叫んでいました。そして、この世界を、地球を、自分たちの手に取り戻したいと叫んでいました。
私の魂の叫びでした。
人を弱いものにし、自分で良し悪しを判断することを奪い、恐れと不安で縛り、何かに頼らせたり依存させて、挙句は今生はこのまま無事にやり過ごして生きられれば良いなどとまで思わせ、天国や来世に期待させる宗教には、最も疑問が湧くようになってきました。
今ここで幸せになれなかったら、今ここでしたいことができなかったら、何の為に私たちはわざわざここに生まれてきたのでしょう。
この世界は、奴隷でいることに気づかせないように人間を支配する制度があらゆるところにあります。政治、教育、医療、経済システム、社会規範、家庭内でさえも。その中で自由に生きることには限界があるかもしれないけれど、それでも心の自由は取り戻したい。支配者たちがもっとも恐れているのは、人間の心の解放、自由だからです。
自分の心くらいわかるっていう人もいるでしょう。
それは素晴らしいことと思います。
そういう人は、自分の心と言葉と態度にギャップがない人だと思います。
でも、心を見失っている人も少なからずいるのではないでしょうか。
本当は何がしたいのか、どう生きたいのか、どうしたらいいのか
もっと自由になりたい、もっと笑って暮らしたい・・・。
その心を取り戻すことに、この能力を使えるなら、それは何よりも素晴らしい仕事になるのではないかと考えるようになったのです。
現在、行っている個人セッション(カウンセリング)は、ご予約をいただいた後、自宅で私がまず、その方にアクセスして心と繋がり声を聞き、その他、必要な情報を引き出すというとても集中力のいる作業です。そして、それを踏まえて、お電話でその方が納得されるまで話し合うという内容ですので、あまり多くの方にはできません。なので、紹介制という制度をとっており、人数制限させていただいております。
そこで、不定期で行っていく予定のワークショップの時に、ご参加いただいた方でご希望の方がいらっしゃったら、その場でお一人5分程度ですが、その方のガイドと繋がってアドバイスや、ご希望の質問に答えてもらう時間をとりたいと思っています。
よろしかったら、まずはthinkplanet Cafeへご参加ください。
そこでお会いしましょう。
thinkPlanet Cafeのご案内 - thinkPlanet
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